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板金・修理の施工実績の作業の流れをご紹介
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トヨタ ハイエース アイドリング不良修理
車はトヨタのハイエースなのですが、
エンジンは始動可能だが、アクセルから足を離すとすぐにエンストしてしまう、という事で入庫してきました。
実際に、始動テストしてみると、始動時にかなりのクランキング時間がかかり、始動するとマフラーから黒煙がたくさん出てきました。
そこで、早速シートを持ち上げ、エンジンルームを覗いたのですが、2次エアーを吸わせると回転が上がる事、始動時の黒煙、回転を上げると通常と変わらない事を考えて、
インジェクターかセンサー関係を疑い無理やりアイドリングを落ち着かせ、インジェクターの作動音をチェックしてみることに!
インジェクターにマイナスドライバーを当て耳につけると各気筒ともいいリズムで作動していました。
どの気筒がおかしいのか目星をつけようとプラグコードを外しバランステストをしたのですが、どれも同じ様、強いて言えば2番かな?位でした。
視線を手前にすると、コールドスタートインジェクターが目に入ってきました。
あやしぃ と思いながらも、タイマーのコネクターを外してみましたが、変わらず・・・ インジェクターのコネクターを外してみても変わらず・・・
ハズレかと思いながらも、インジェクターを外してみると、湿っている!!
イグニッションをオンにしてみると、出てくる出てくる!
漏れているというより完全に吹いていました。
原因は、このコールドスタートインジェクターからの燃料漏れでした。
ただ、ここまで漏れていたので、解りやすかったですが、これがチビチビ漏れていたら、多分苦戦していたでしょう。